『キングスマン:ゴールデン・サークル』を観て、勝手に日本が舞台の次回作を考えた
公開直後に『キングスマン:ゴールデン・サークル』を観ました。そろそろネタバレしても良いだろうという勝手な判断により、ブログを書きます。
『キングスマン(1)』は最高でした。2015年に観た映画で1番好きでした。『マッドマックス 怒りのデスロード』よりも、個人的には。
で、続編の『ゴールデン・サークル』。もうめちゃくちゃ期待して観に行ったんですが、結論から言うと期待しすぎました。
冒頭のカーチェイスアクションのシーンでテンションぶち上がりましたが、そのテンションのまま上がることはなかったですね。
ハリーが生きてたというご都合展開は、もうハリーが好きすぎるので見逃すとしても、『1』の良かったところが、続編ではちと薄れていた気がしました。
礼節を重んじ、自己犠牲も厭わない紳士、高級スーツにカッコいいガジェットという要素と、下品さや暴力性、ユーモアの絶妙なバランスが良かったのに、続編では暴力性だけが煮詰まった感じでちょっと残念でした。
やっぱハリーが「きゅっ」と締めてくれないと味が濃いだけで飽きました。“スコッチウイスキー”じゃダメだったんですかね。
まあなんだかんだ楽しかったですけどね。
帰りながら、日本が舞台になるとするとどうなるかなあと妄想しました。キングスマンファンに殴られる覚悟で妄想垂れ流します。
『ポピー事件の事後捜査。マシン・ドックは日本製であることが判明する。ゴールデンサークルと日本のロボット会社との間に密約があった証拠を掴んだエグジーとハリーは日本へと飛ぶ。
日本に着いた2人は過剰な西洋文化の解釈による過度なマナーの押し付けに困惑する。
エグジー「なんでみんなしてスーツ来てるんだ? キングスマンでもあるまいし」
麺を啜るというマナーに戸惑うハリー。
「流石にこれは習わなかったな」
死んだと思われていたマーリンから通信が入る。驚くハリーとエグジー。
実はテクノロジーを駆使して電脳化していた。
マーリン「電脳化した自分に事務作業は任せるつもりだったのさ。いつまでも本部で裏方ばかりというのに飽きていたからな。まさか死ぬとは思ってなかったが」
日本のロボット会社はどうやらセクサロイドを作る計画を立てていた。催淫性と依存性のある薬を分泌するセクサロイドで、人々をセクサロイドなしでは生きられなくさせ、堕落させる計画。その薬を作るのにポピーは加担していた。
ハリー「少子化に悩む日本らしいな」
エグジー「ロボットと性産業は日本の得意分野だし」
ついに敵アジトでの決戦。たくさんの裸のセクサロイドと戦う。多勢に無勢でピンチに陥るエグジー。死を覚悟したとき、突然セクサロイドたちが敵に歯向かい出す。
実は電脳マーリンがセクサロイドたちの中枢システムを乗っ取ったのだ。
これにて形勢逆転。めでたしめでたし。
エグジー「マーリン。助けてくれたところ悪いんだけど、服着てくれない?」
おわり』
自己満なので批判は受け付けます。何かあればお電話ください。
日本のスパイ機関ってなんですかね。忍者の末裔とかはベタすぎるし。
「キングスマン」に「ステイツマン」と『〇〇マン』形式は守らないとダメですが。「ウルトラマン」は酷すぎますね。表向きはラーメン屋の『シオラーメン』とかですか。複数形か。バカですね。
あとは武士道の押し付けとか。「礼に始まり礼に終わる」とか言って、戦う前には必ず名乗りをするスパイとか? いざ相手が不意打ちしてきたら容赦なく、名乗りもなしに反撃したり。「それが相手の礼儀なら、『郷に入れば郷に従え』だ」とか。
こんな妄想してしまうくらいには『キングスマン:ゴールデン・サークル』楽しみました。まだやっているようでしたら、ぜひ観に行ってください。